前回の続きです。
お客様をファン化したいけど何をしていいのかわからない・・・
という方も多いのではないでしょうか?
まずは接触回数が重要!
ザイオンス効果というものをご存知でしょうか?
当社ではかなり力を入れているやり方です。
ザイオンス効果とは、どういう意味か・・・
短期間に接触回数が多いほど好印象を持ってもらえるということです。
通常早い来店サイクルで1ヶ月程度です。
新規のお客様で基本的には3ヶ月に3回接触できればザイオンス効果があるといわれていますが当社は1ヶ月に3回の接触をしています。
DMでもなく電話でもありません。
お客様が自ら足を運んでくださいます。
1ヶ月に3回接触できればお客様はその後ファン化しやすくなります。
どのようなやり方で接触頻度を高めるのか?
あくまで接触頻度であり来店頻度ではありません。
新規のお客様への投資と考え、接触することに利益を求めてはいけません。
集客のブログでも記事にしましたが新規はお得感がないと集まりにくいです。
ただの安売りではなく価値観を出してのお得感が必要になります。
価値観を出すことにより割引き目当ての属性の低い新規の来店を抑えられるのでファン層予備軍が来店してくれる可能性があります。
しかしまだ予備軍なので価値に共感してもらいながらお得なオファーを出します。
お得なオファーとは?
例えば、1ヶ月後の次回予約を取った後に、カラーの色持ちや退色確認のためのアフターカウンセリングを2週間以内にするメニューがあります
ココがポイント
前髪カットやスタイリング、その他のサービスオファーを提案します。
当日・2週間以内のアフターカウンセリング・1ヶ月後の次回予約。。。
これだけで約1ヶ月で3回の接触が可能になります。
そんなにうまくいくはずがない!
と思う方もいると思いますが当社で実際にやっていて効果が出ているので実証済みです。
肝心なのは伝え方です!
当社は私が考えたマニュアルがあり、スタイリストがその通りに行動しているだけです。
マニュアルなので基本的には企業秘密ですが
私のセミナーの中で余すことなくお伝えします。
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普段オーナースタイリストであれば「お客様に満足して帰ってもらいたい」という想いで営業をされているのではないでしょうか?
しかしほとんどのお客様はどんなに満足や感動してもその気持ちは長くは続かないのです。
3日以内にDMを出したとしても次に来店する1ヶ月後には満足や感動はかなり薄れています。
初めてお会いしたお客様と2回目に会う期間が1ヶ月では長すぎるのです。
あなたは、ひと月前の記憶に自信がありますか?
オーナースタイリストとなれば毎日たくさんのお客様をこなし忙しいと思います。
1ヶ月前に新規で来店したお客様をカルテを見ないでカウンセリングできますか?
それと一緒で1ヶ月は短いようで日々の生活に溶け込んでしまい記憶が残っていたとしても細かいことは忘れてしまうのです。
お客様が満足や感動したことを忘れない期間に少しでも早く接触しなければなりません。
当然固定やファン客が最優先の営業になるので新規へのオファーは無理のない空き時間に予約を入れてもらいます。
そして営業に差し支えない短時間でお得感・満足感を持って帰っていただきます。
そのあたりもポイントがあるのでセミナーで細かく説明します。
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このことを理解し行動に移せば新規客は浮遊客を飛び越え固定客、もしくはファン客にすることも可能になります。
コミュニケーションと信頼が重要です
私達もそうですが自分を少しでも理解し話しを聞いてくれて損得勘定なしでアドバイスしてくれる人は信頼できますよね?
いくら技術がうまくても話しがおもしろくてもそこに目の前のお客様の心の声に耳を傾けなければ次に来店してもらえないのです。
そのためにはお客様の髪をもっと把握したい、もっと綺麗にしたいという気持ちを伝えなければなりません。
あとはスタイリストによって個人差があるのでマニュアルでカバーできます。
マニュアルは個性を無くすという人もいますが無表情で読み上げるわけじゃないですし顔も違えば声や背丈も違うわけでみんな個人なんです。
その人が存在してるだけでも個性なのです。
なんとなく美容師っぽい人ってわかりますよね?髪型が奇抜・服装がお洒落。
はたしてそれは個性でしょうか?
個性ではなくセンスですね。
みんな同じ制服を着て仕事したら個性がないのでしょうか?
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」当たり前のように言います。
昔から接客業の当たり前の習慣です。入社したらこうしなさい、ああしなさい、これがうちのサロンのやり方です。
そのサロンの決まり事を教えます。
それマニュアルですよね?
そのような店では個性が出せないのでしょうか?
どんな決まり事やマニュアルがあってもその人がいるだけで十分個性が出てるのです。
それよりもスタイリスト同士の能力差を無くすことが重要なのです。
それがそのサロンで働くスタッフ全員が「物心豊か」になる一番の近道なのです。